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映画の話  その97 (明日を夢見て)

139ノロソモ
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の明日を夢見てです。
明日を夢見て4
またまた監督にやられてしまいました。
この監督に駄作はないのでしょうか。
本当に映画の楽しさを教えてくれる作品ばかりです。
あらすじは『詐欺師ジョー・モレッリ(セルジョ・カステリット)はおんぼろトラックに撮影機材を積んでシチリアの田舎を巡りながら未来の映画俳優スカウトをしています。
明日を夢見て
一人1500リラのオーディション代を払って、カメラの前で台詞を読んだり好きな事を喋ったりしたオーディションフィルムをローマに送り、それを現像して審査し、1ヶ月後に返事が来るから、とジョーは町の人々を言葉巧みに呼び込みます。
老いも若きも、男も女も、公務員も警官も、町中のあらゆる人々が明日のスターを夢見て、我こそはとオーディションに参加してきます。
ある町で自分の年も分からない孤児のベアータ(タッツィアーナ・ロダート)と出会います。
明日を夢見て5
彼女は修道院で面倒を見てもらい、会社などで掃除婦をして生活しています。ローマに行き女優になりたくてしょうがない彼女は、自分の裸を見せて上司からお金をもらい、オーディションに参加しに来た経緯をジョーに話します。
明日を夢見て3
レンズを通してみる彼女の美しさに打たれた彼は、撮影後お金も取らずに彼女を返します。
シチリアの村を回りながらジョーが撮影して行くオーディションテープはまるでリアルなドキュメンタリーの様に人々の心を綴って行きます。
マフィアから声がかかり、死んだボスの死顔を撮影するよう依頼されます。
葬儀の後、ジョーはマフィアとのポーカーで大儲けして町を去ります。
なんとトラックにはベアータが忍び込んでいましたが、ジョーは彼女を修道院へ送り返しました。
再度出発した彼は侯爵夫妻と名乗る男女と出会いますが、彼らも同業の詐欺師で、まんまとトラックと有り金を奪われてしまいます。
ジョーを追いかけてきたベアータの通報で、幸いにもトラックは見つかります。
ジョーはベアータを抱き、次の日から彼女が助手となってまた村々を回ります。
ところが詐欺がバレ、ジョーは逮捕されます。
明日を夢見て2
彼は護送される途中、泣き叫ぶベアータの前で騙したマフィアに半殺しにされます。
2年後、刑期を終えたジョーはベアータを探し歩き、精神病院に入院した彼女を訪ねますが、ベアータにはもはや、ジョーが誰かも分かりません。
明日を夢見て6
彼は親友のふりをして「奴にとって君は、心から愛したたった1人の女性だ」と心を込めて語ります。
トラックに乗り、旅だったジョーが録音機のスイッチを押すと、オーディションに参加したシチリアの人々の声が流れだし、彼らの顔が次々と脳裏に浮かんでは消えていきます。
「恋愛映画が大好きだわ。甘いキスでハッピーエンドよ」と笑う無邪気なベアータの顔が一瞬映り、そしてエンドクレジットです』
明日を夢見て7
前半はコメディタッチで進みますが後半はむごすぎます。
もう観客はベアータに恋してしまい夢中になっているのです。
そこでこの仕打ちです。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督に脱帽です。
監督の映画に対する強い愛情で、カメラを通して人を映し出し出す演出に脱帽です。
根底には戦争や内戦に対する非難が流れている名画です。
ベアータ最高 ! !

8-2ウィジョヨクスモの花


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