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映画の話 その93(海の上のピアニスト)

132シティスンダリ
今回は「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督の「海の上のピアニスト」です。
1海の上1
大西洋の豪華客船ヴァージニアン号の黒人機関士ダニーは船内で赤ん坊を見つけます。
ダニーは自分で赤ん坊を育てることを決め、その子に自分の名前、捨て置かれていた箱の名前、生まれた西暦などから「ダニー・ブードマン・T.D.(Thanks Danny)レモン・1900」と名付けて大切に育てます。
2海の上6
黒人機関士ダニーは事故で命を落としますが皆が育てていきます。
3海の上1
ダニーは類希なピアノの才能を表します。成人しても船から降りようとはしないダニーは船の中でピアノを弾いて生活します。
ある嵐の日ダニーはトランペット吹きのマックスと会い、友情を深めます。
5海の上4
船で演奏しているダニーの評判は広まり、ジャズピアニストの先駆者ジェリー・ロール・モートンが挑戦状を叩きつけるのです。
始めは圧倒されていたダニーですが、天才的な演奏で負かします。
6海の上1
船を降りないダニーにレコード会社は機材を持ち込み船内で録音を始めます。
そのとき窓の外にいる少女に一目惚れをしてしまいます。
8海の上1
少女と言葉を交わし、ニューヨークに住む少女に会いにいくために、初めて下船しようとタラップまで行くのですが、戻って来てしまいます。
7海の上3
親友のマックスも船を降ります。
そしてある日老廃化したヴァージニアン号が爆破されることを知ります。
会社の人間は誰も残っていないと言いますが、マックスはダニーが残っていることを確信しています。
船内を探しまわりついにダニーに会います。
マックスは下船を進めますが、ダニーもマックスもダニーは船の上でしか生きていけないことが解っています。
マックスは一人船を下り、船は爆破されてしまいます。
この映画の主役は間違いなくエンリオ・モリコーネの音楽です。
エンリオモリコーネ
彼の音楽はニーノ・ロータと共にイタリアの宝です。
映画はマックスの回想で始まります。
移民達が甲板で自由の女神を見つけてアメリカ!と叫ぶシーンも素敵です。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督のユーモアも見逃せません。
ダニーとマックスが出会う嵐のシーンは永久に記憶に残る名シーンです。
ピアノの固定装置を外し、ピアノの椅子に一緒に座り、船の揺れとともにダンスをするようにピアノと一緒に船内をエンリオ・モリコーネの音楽とともに動き回るのです。
ジェリー・ロール・モートンとの対決のシーンも面白いです。
ダニーのマックスの演奏でピアノ線が熱を帯び、ライターの代わりにピアノ線で火を付けるのです。
最後のシーン「僕は船を降りられない」「だから人生を降りるほかない」「僕は誰にとっても存在しない人間だ」とマックスに語るシーン。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画に対する愛情を感じる作品でした。

エンリオモリコーネに合掌

8-2ウィジョヨクスモの花

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