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気になる話 その31 蝉

セミ0
今住んでいる自宅が公園の前にあるので夏の朝は蝉の声で起きます。
だいたい6時頃かな。
天気の悪い日には鳴かないので天候もわかります。
7月の終わりから8月の初めはミンミンゼミです。
<ミンミンゼミ>
セミ3
その後アブラゼミになりとてもうるさくなり騒音です。
蝉の幼虫もたくさんいて、時々道路で潰されています。
以前は駐車場にいるのをよく捕まえて、観察していましたが飽きました。
私は昆虫少年でしたので、夏休みになると蝉を捕まえに行きましたが、家の周りには木があまりなく、公園や東大の構内へ行きました。
近くではありませんが腐るほど蝉がいる場所がありました。
それは千鳥ヶ淵、北の丸公園です。
桜の木が多くそれもあまり大きくないので取り放題です。
ここへ行くには御茶ノ水から国電(古い)に乗り、飯田橋から歩いていきます。
同じコースを都電(古い)でも行くことができます。
ちょっとした遠出です。
<ニイニイゼミ>
セミ1
特に多かったのがニイニイゼミです。
あれだけいたニイニイゼミが最近、家の前の公園には1匹もいませんし、近くで鳴いている声も聞きません。
その代わり昔はいなかったクマゼミの鳴き声をよく聞くようになりました。
1番最後に現れるツクツクボウシも聞かれなくなりました。
もちろん夕方から鳴き始めるヒグラシなどはほとんど聞いたことがありません。
子供の頃、夏休みに田舎へ行くのは最大の楽しみで、1日中虫取りをしていましたが、地元の友達は蝉をとるのに、トリモチ(鳥黐)を使うのです。
釣竿のような竿を先にチューインガムのようなトリモチをつけ木に止まっている蝉につけるのです。
捕まえた蝉はとりもちがついてベタベタして好きではありませんでした。
最近石仏を見たり、温泉に入ったりして地方に行くと、まだたくさんの蝉がいます。
旅館でヒグラシの声を聞くととても嬉しくなります。
<アブラゼミ>
セミ4
いままでで蝉が一番多かったのは、島根県の隠岐島です。
ここの神社には高い木はありません。
低い木にそれこそ隙間がない程びっしり蝉がついているのです。
会話ができないほどうるさいのです。
それが通年のことなのか、異常発生なのかわかりません。
一本の木を試しに蹴ってみました。
それはもう想像にお任せします。
ボブ・ディランの「新しい夜明け」というアルバムに「せみの鳴く日 - Day of the Locusts」という曲が入っています。
セミ2
And the locusts sang off in the distance
Yeah, the locusts sang such a sweet melody

すると遠くで蝉たちが歌った
うん、蝉が歌ったんだ
とても優しいメロディー

この曲は1970年にプリンストン大学から名誉学位が授与されることになり、その授与式でのことを歌った曲です。
その名誉な式より蝉の鳴き声に心を奪われたなんてディランらしくていいですね(Locustsは普通イナゴを指すらしい)。
蝉はうるさいですが、蝉がいなくなったら夏もいなくなってしまいます。
蝉は良い奴です。

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