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音楽の話 その44(スティビー・ワンダー)

ガンジーファ - 009
初めてスティビーの曲を聴いたのは66年頃の「Uptight」、か「A Place in the Sun」です。 
おそらくまだリトル・スティビー・ワンダーと言っていたと思います。
ハーモニカが上手な盲目の天才少年歌手のようなキャッチフレーズだったと思います。
「A Place in the Sun」が好きでシングル盤を買いました。
ワンダー5
次は68年の「For Once in my Life」です。
もうハーモニカが最高でノリノリの曲ですが、実際はアンディウイリアムスが歌うようなスローバラードです。
これ以降スティビーのハーモニカが大好きになり、何とまったく興味のなかった中島みゆきの45回転のLP「つめたい別れ」を購入してしまいました。
ちなみに私はガチガチのユーミン派です。
ワンダー4
「つめたい別れ」では素晴らしいスティビーのハーモニカが聞けます。
これにより中島みゆきが少し好きになりました。
そして69年の「My Cherie Amour」です。なんて素敵な曲でしょう。
何とおしゃれな曲でしょう。
その後あまりスティビーの曲は聴いていません。
72年にリリースされた「トーキング・ブック」で打ちのめされました。
ワンダー1
音が変わったのです。
シンセサイザーやクラヴィネットなどの電子楽器を使いコンセプチュアルなアルバムになったのです。
そしてモータウンでありながらセルフプロデュースです。
パーカッションとエレキピアノが心地よい名曲「You Are the Sunshine of My Life」、「You've Got It Bad Girl」、クラヴィネットが印象的な「Superstition」、ジェフベックのギターがやさしい「Lookin' for Another Pure Love」などが好きです。
このトーキング・ブックと73年の「インナーヴィジョンズ」74年の「ファースト・フィナーレ」が黄金の三部作と言われています。
「インナーヴィジョンズ」はさらにタイトになりA面「Too High」から「Golden Lady」までとても良い流れです。
B面は「All in Love Is Fair」「Don't You Worry 'bout a Thing」がたまりません。
ワンダー2
「ファースト・フィナーレ」は全体的に力が抜けてとてもリラックスしたアルバムだと思います。
ヒットした「You Haven't Done Nothin'」や「Boogie On Reggae Woman」もよいのですが「It Ain't No Use」が好きです。
アコースティクピアノで始まる「They Won't Go When I Go」はとても面白い曲です。
シンプルな「Please Don't Go」もハーモニカが聞けるとても良い曲です。ワンダー3
スティビー・ワンダーはマーヴィン・ゲイと共にモータウンを変えた、さらに言えば黒人音楽を変えた偉大なミュージシャンです。
敬愛するレイ・チャールスの後継者です。

Ωベストアルバム 黄金の三部作

8-2ウィジョヨクスモの花

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