食べ物の話 その10(チキンライス)

46シント
私はチキンライスが好きです。
チキンライスの歴史は大正時代にチッケンライスと呼ばれ、炒めた鶏肉、人参、玉ねぎを加えて炊いた西洋風の炊き込みご飯が始まりです。
まだケチャップを使用していなかったため赤くはありませんでした。
ケチャップ味になるのは大正末期から昭和に入ってからと言われています。
チッケンライスは、主に教会でクリスマスに開かれる「クリスマス慈善会(現在のクリスマス会)」で、貧しい家庭の子供や孤児におむすびにして振舞われたそうです。
教会のスタッフが西洋的で栄養価が高く大量に作れるものとして供されました。
とても良い話ですね。
つまり日本発祥の洋食です。
外国にはありません。
材料は鶏肉、タマネギ、マッシュルーム、人参、ピーマン、グリンピース、コーンなどで、これらをみじん切り、あるいは小さな賽の目切りにしてご飯と一緒に炒めた料理です。
チキンライス
基本的な作り方はフライパンに油(サラダオイル、バター)をひき、鶏肉を入れて色が変わるまで炒め、その他の具を入れてしばらくしたら、炊いた米飯(冷たくても良い)を入れる。
塩や胡椒などで味付けし、最後にトマトケチャップとウースターソースを加えて炒めます。
そのままお皿に盛っても良いのですが、ライスの抜き型をつかっていろいろな形にしても楽しいです。
これが私の子供の頃の作り方ですが、資生堂パーラーの様に具をトマトケチャップとトマトペースト(トマトピューレ)でじっくり煮つめてからご飯と炒めあわせる作り方も美味しいです。
資生堂パーラ
最近は炊飯器で全ての具を入れ味付けして炊き上げる方法も人気です。
鶏肉の代わりにハム、ベーコン、ソーセージを入れることがありますが、これはケチャップライスです。
中年以上の人々のチキンライスやケチャップライスの初体験はデパートの食堂での「お子様ランチ」でしょう。
お子様ランチ
山形に盛られたチキンライスやケチャップライスの上に爪楊枝に付けた国旗をさし、ハンバーグや海老フライ、唐揚げ、卵焼き、ナポリタン、などが添えられた子供専用のプレートです。
時々「お子様ランチ」が食べたくなります。
その時は不二家レストランに行って「おとな様ランチプレート」を頼みます。
おとな様ランチ
最近はオムライスによって駆逐され町の喫茶店やレストランのメニューからなくなってきました。
レッドデーターです。
高いけれど資生堂パーラーのメニューからはなくなることはないでしょう。
気軽に行けませんが唯一の救いです。
私は友人に教えてもらった大井松田のレストラン「三味 みみ」に時々行きます。
なぜか時々ものすごく食べたくなるのです。

8-2ウィジョヨクスモの花

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