音楽の話 その4(BEATLES 2)

ガンジーファ - 069
松竹セントラルは長蛇の列です。
女性も男性も半々です。
年上の人達の中にはビートルズと同じ襟なしのカルダンスーツを着ている人もいます。
ほとんどの人はブーツを履いています。
マシュルームカットの人もいます。
僕はまだアイビーでした。
何とか座席を確保して開演に備えます。
物凄いエネルギーが映画館の中に充満しています。
それは映画が始まると同時に爆発しました。
もう音声が聞こえないほどです。
しかし不思議なことに私の中で周りの騒音は消えていき音声だけになります。
初めての演奏「恋する二人」のシーンでは涙が出てきました。
ヤァヤァヤァ
ロードショーから上野の映画館に降りて来て5回見ました。
オリンパスペンを持ってスクリーンのビートルズを写します。
現像するとぼけていますが何とか映っていました。
朝から晩までビートルズです。
ビートルズの音楽と一緒に成長してきましたが「アイ・フィール・ファイン」の斬新さには驚きました。
そんなとき後楽園のアイスパレスにリヴァプールビートルズと名のる五人組がやってきました。
ビートルズ関連のものなら何でも良かったのですが見て聞いて驚きました。
とても良いのです。完全にリヴァプールの音なのです。
東京ビートルズとは大違いでした。
やがて第二弾の映画「ヘルプ」が公開されます。
4人はアイドル
超満員ですが「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ」のあの熱気はありません。
カラーで面白のですが、ビートルズのステージを見たいファンには物足りませんでした。
音楽はもちろん最高です。
この頃からマージー・ビートとかブリティッシュ・ビートと呼ばれるグループが日本デビューします。
ザ・スウィンギング・ブルー・ジーンズ「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」、サーチャーズ「ラブポーションNo.9」などで、
とくにジェリー&ザ・ペイスメーカーズ「太陽は涙が嫌い」、デイヴ・クラーク・ファイヴ「ビコーズ」「ハーティング・インサイド」「ウェン」、ゾンビーズ「シーズ・ノット・ゼア」「テル・ハー・ノー」が特にお気に入りでした。
初期のビートルズの影響で哀愁をおびたメロディアスな曲ばかりです。
そしてブリティッシュ・インヴェイジョンに対していよいよアメリカの反撃が始まりロックの黄金期を迎え、私の高校生活が始まります。

Ωベストアルバム「A Hard Day's Night」

8-2ウィジョヨクスモの花

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