映画の話 その6(ユニバーサル ホラー)

30トリジョト
怪奇映画の話をしなければなりません。
私の言う怪奇映画とはユニバーサル映画が製作したホラー映画で、一般にユニバーサルホラーと言われるものです。
発端は1964年にテレビ朝日から放映された「ショックShock!」というテレビ番組です。
この番組は1930〜1940年代にユニバーサル映画が制作したホラー映画の数々をTV用に再編集した60分番組でアメリカでは1957年に放映されました。
「フランケンシュタイン」「ドラキュラ」「狼男」「ミイラ男」などわくわくする内容です。
ちょうど同じ時期に秋田書店が経営する輸入プラモデルの店が後楽園の近くにあり、そこでオーロラ(AURORA)社のユニバーサルモンスターのプラモデルを販売していたのです。
もちろん即買いです。
プラモデルを組み立て、塗装して「ショックShock!」を見るというモンスター三昧です。
ベスト3は「フランケンシュタイン」「ドラキュラ」「狼男」です。
続いて「ミイラ男」「アマゾンの半魚人」です。
さらに「オペラ座の怪人」「ノートルダムのせむし男」「ジキル博士とハイド氏」「透明人間」などがあります。
「フランケンシュタイン Frankenstein」は1931年製作でボリス・カーロフ主演です。
少女と出会う湖のシーンは余りにも有名ですね。
スペインのビクトル・エリセ監督の佳作「ミツバチのささやき」で重要な役割を演じ、主人公のアナが魅せられてゆく様子が描かれています。
アンディ・ウォーホールの「悪魔のはらわた」はおいておいて、メル・ブルックスのオマージュである「ヤングフランケンシュタイン」は大好きです。
フランケンシュタインの映画で一番注目すべきは、博士の助手のフリッツです。
フランケンシュタイン
  フランケンシュタインの映画は
  「フランケンシュタインの花嫁」ボリス・カーロフ
  「フランケンシュタインの復活」ボリス・カーロフ
  「フランケンシュタインの幽霊」ロン・チェイニー・ジュニア
  「フランケンシュタインと狼男」ベラ・ルゴシ
  「フランケンシュタインの館」 グレン・ストレンジ
  「凸凹フランケンシュタインの巻」グレン・ストレンジ
  やはりフランケンシュタインはボリス・カーロフです。





ドラキュラは「魔人ドラキュラ Dracula」と言い1931年製作でベラ・ルゴシ主演です。この映画はゴシックロマンです。オープニングでながれるチャイコフスキーの白鳥の湖の序章が素晴らしい。
ドラキュラ
  お城のセットといいベラ・ルゴシの立ち振る舞い
  と言い完璧です。
  コウモリが可愛い。
  「女ドラキュラ」グロリア・ホールデン
  「夜の悪魔」ロン・チェイニー・ジュニア
  「ドラキュラのせむし女」ジョン・キャラダイン







「狼男 The Wolf Man」は1941年製作でロン・チェイニー・ジュニア主演です。
変身もののハシリでローレンスが狼男に変身するシーンは感動ものです。
狼男
  ジプシー達が雰囲気を盛り上げる。
  特に占い師のベラが良い。
  「フランケンシュタインと狼男」ロン・チェイニー・ジュニア
  「倫敦の人狼」ヘンリー・ハル









ミイラ男は「ミイラ再生 The Mummy」と言い1932年製作でボリス・カーロフ主演です。残念なことにミイラはほとんど出てきませんがボリス・カーロフ演じる高僧イムホテップが不気味です。
ミイラ男
  ミイラが主役になり人々を次々に襲うのは
  「ミイラの復活」トム・タイラー からです。
  「ミイラの墓場」ロン・チェイニー・ジュニア
  「執念のミイラ」ロン・チェイニー・ジュニア









半魚人は「大アマゾンの半魚人 Creature from the Black Lagoon」と言い1954年に製作された映画です。私が大好きなモンスターでとてもかっこいいのです。
半魚人
  半魚人のギルマンが人間の女性に恋をする
  とても悲しい結末。
  「半魚人の逆襲(Revenge of the Creature)」
  「The Creature Walks Among Us」
  などの続編がある。








とても面白いエピソードがあります。
ビリー・ワイルダー監督の「七年目の浮気」(1955年)でマリリン・モンローのスカートが地下鉄の風でめくれ上がる有名なシーンがありますが、これはトム・イーウェル演ずる主人公とモンローが「大アマゾンの半魚人」を観た後の映画館前で起こるという設定だそうです。
やるねビリー・ワイルダー!

ユニバーサルモンスターは不滅です。


8-2ウィジョヨクスモの花


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