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映画の話 その54(さらば青春の光)

84ゴンドモノ
この映画はイギリス音楽好きには必見です。
この映画はスウィンギング・ロンドン好きには必見です。
この映画は映画好きにはオススメしません。
はっきり言って、脚本、映像、音楽どれも並みです。
しかしドキュメンタリー映画としては中々です。
モッズが好きな人には涙ものです。
原作はザ・フーのピート・タウンゼントが1964年のブライトンビーチの思い出を元にモッズの少年のを主役にした風景を綴る青春物語でザ・フーの「四重人格Quadrophenia」を原作にしています。
1さらば青春の光
映画を観る前にモッズの定義を考えます。
モッズとはモダニストのことで1958年のロンドンで生まれた若者の風俗のことです。
1)ファッション
  細身の三つボタンスーツでサイドベンツ、ボタンダウンシャツにナローネクタイを身に着け、ミリタリーパーカー(M-51)を羽織るのがモッズファッションの基本です。リーヴァイスのジーンズ、フレッドペリーのポロシャツも正統派です。
  靴はデザートブーツ。
2)乗り物
  ライトやミラー、シートを派手にカスタマイズした「ベスパ」や「ランブレッタ」などのスクーター。理由はエンジンがむき出しのバイクだと、スーツが汚れてしまうから。M-51もスーツを風などから守るため。
3)音楽
  彼らが好んだ音楽はアメリカのモダンジャズ、R&Bやソウル、スカなど。初期はUKスーから出されたシングル、その後の2大バンドはザ・フーとスモール・フェイセス
4)嗜好品
  アンフェタミン。特に紫色のパープルハーツ(アンフェタミン+バルビツール)がお気に入り。これを飲んでクラブで踊る。特に「The Scene」「Marquee」「The Flamingo」などがお気に入り。 TV番組「Ready Steady Go 金曜日の夕方」はどんなことがあっても見る。
などが定義です。
5さらば青春の光
物語は1964年ロンドン、モッズの若き青年ジミー・クーパー(フィル・ダニエルズ)の生活をたどります。
まさに上記の通りの生活、ロッカーズとの対立、ハイライトは有名なブライトンのモッズ対ロッカーズの大乱闘、尊敬するモッズのカリスマ「エース・フェイスースティング」が実は平凡なベルボーイであることを知り、エースのスクーターを盗み、崖の上からスクーターを転落させたところで終わります。
4さらば青春の光
オープニングはエンディングでスクーターを転落させたジミーが戻ってくるところから始まります。
そしてスクーターに乗ってロンドンの街を走るところはまるでイージー・ライダーです(音楽はThe Real Me)。
ジミーの表情が最高。
2さらば青春の光
私が一番興味を持ったのはジミーの生活です。
クラブでのダンスや男女のファッション、ジミーの部屋、バスタブを貸すお風呂屋さん、食堂での食事、自宅でのパーティー、お気に入りのカフェ、父親、母親とジミー、床屋、テレビで「Ready Steady Go」を見るところ(もちろんザ・フー)、などです。
クラブやパーティーでかかる曲はまさに私たちが行っていたディスコと同じです。
ダンスも同じようなものでした。
3さらば青春の光
とても親しみが持てる映画です。
リアルタイムのロンドンが楽しめる映画でした。
6さらば青春の光
ザ・フーはとても面白いバンドです。
気になる話 その10(スウィンギングロンドン)と映画の話 その13(欲望)も見てね。

8-2ウィジョヨクスモの花

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