FC2ブログ

音楽の話 その54(スティーブ・ミラー・バンド)

ガンジーファ - 081
スティーブ・ミラー・バンドのセカンドアルバム「Sailor」はジャケ買いしました。
何かとてもミステリアスで難破船に惹かれるものがありました。
Steve Miller Band
A面に針を落とすと、いかにもこれから出航する様な汽笛や波の音から始まる「Song for Our Ancestors」はまるでプログレみたいです。
続く[Dear Mary]はとても美しい曲です。
ビートルズの「For no One」と直似たホルンがはいります。
「My Friend」アップテンポの小気味よいナンバー、バイクの音から入りハーモニカが黒っぽい「Living in the U.S.A.」シングルかットされてヒットしました。
「Quicksilver Girl」はギターの弾き語りから始まるジャージーな曲、「Lucky man」とても黒っぽく、オルガンが最高です。
お遊び的なブルースの巨匠ジョニー・ワトソンの「Gangster of love」、ドアーズの様なジミー・リードのブルースナンバー「You’re So Fine」、ディランの様な「Overdrive」、ハードロックナンバー「Dime-A-Dance Romance」などが詰まったアルバムです。
A面の「Song for Our Ancestors」から最後の「Living in the U.S.A.」は当時よく聞いていました。
Steve Miller Band4
デビュー・アルバム 「チルドレン・オブ・ザ・フューチャー」は色々な要素を取り入れ、自分たちの道を模索するアルバムでした。
「Babys callin Me HOme」は私の好きな曲です。
「In My first Mind」は7分を越える大作で、「Sailor」に入れても違和感のない曲です。
当時はメンバーのボズ・スキャッグスが大ブレークするとは夢にも思いませんでした。
AORというジャンルまで作ってしまいました。
ボズとスティーブは高校、大学と同級生で、当時から一緒にバンド活動を行っていました。
その後スティーブはアメリカに渡り、ボズはヨーロッパを放浪します。
ヨーロッパから戻ったボズは再びスティーブのバンドに加入し「チルドレン・オブ・ザ・フューチャー」と「Sailor」に参加しています。
Steve Miller Band5
その後音楽性の違いかどうか解りませんがグループを去りソロ活動に入ります。
そして生まれたのが1972年の「My Time」です。
アルバムジャケットが最高です。
Steve Miller Band2
マッスル・ショーズで録音された「Dinah Flo」はとてもノリの良い曲です。
アル・グリーンの「Old Time Lovin」、アラン・トゥーサンの「Freedom For The Stallion」も良い出来です。
そして1976年にAORの傑作「Silk Degrees」を発表します。
一方スティーブは翌1973年に8thアルバム『ジョーカー』をリリースします。
Steve Miller Band3
アルバムは100万枚を超えるプラチナ・ヒット作となり、翌年初頭にシングルカットされた「Joker」は全米チャート1位を獲得しました。
二人の個性が詰まった「Sailor」は素晴らしいアルバムです。

Ωベストアルバム 「Sailor」

8-2ウィジョヨクスモの花


ホームページ  www.ravana.jp

コメント

非公開コメント