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映画の話 その51(小さな恋のメロディ)

80ウドウォ

今回は敬愛するアラン・パーカー監督の処女作(原作・脚本)「小さな恋のメロディ」です。
若者の間ではヒットしましたが、あまり映画としては認められていません。
さらに本国イギリスとアメリカでは全くヒットしませんでした。
日本と南米だけです。
日本でヒットした要因はマーク・レスターの人気とビージーズの主題歌です。
メロディ3

あらすじは「気が弱く大人しい11歳のダニエル(マーク・レスター)は同じ学校に通うメロディ(トレイシー・ハイド)という少女と出会う。
2人はいつしか互いに惹かれあい、悩みを打ち明け、初めて心を許す相手を見つけたと感じた。
純粋ゆえに恐れを知らない2人は、学校をさぼって海水浴場へデートに出かけたことから校長先生に叱られ、クラスメートたちにも散々笑い者にされる。
メロディ2

ダニエルは悪友オーンショー(ジャック・ワイルド)にしつこくからかわれ、殴り合いの喧嘩まで繰り広げてしまう。
事情を聴くこともなく押さえつけようとする大人たちに対し、2人は一つの望みを口にする。
それは「結婚したい」という驚くべきものだった。
「どうして結婚できないのか」と問うが、当然親も教師もとりあわない。
ある日、教師が授業を始めようとすると、教室はほとんどもぬけらの空であった。
自分たちの手で2人の結婚式を挙げようと、クラスの生徒が集団エスケープしたのである。
教師たちはあわてて彼らを探しに行く。
メロディ4

廃線脇の隠れ場所で、オーンショーが神父を務める結婚式がとり行われていた。
ダニエルとメロディが誓いの言葉を唱えようとした時、教師たちに見つかってしまい、子供たちは散り散りに逃げていく。暖かい日差しの中で大人と子供の乱闘が繰り広げられ、発明狂の男の子が作った自家製爆弾が車を見事に爆破すると、大人たちは恐れをなして一目散に逃げて行く。
子供たちはやんやの喝采を挙げる。
メロディ

その頃、ダニエルとメロディの2人はオーンショーの助けで追手を振り切り、トロッコに乗って線路のはるか向こうへと駆け出して行った」という話です。
この映画の良いところは、ロンドンの子供達はどのような生活をしているのか、ロンドンの風景、学校生活、生活環境(特に面白い)、などを通して描写していることです。
子供達の自然な演技、そして何よりすでにヒットしていたビージーズの「メロディ・フェア」「若葉の頃」の使い方です。
まるでこの映画のために作られたようです。
あとからわかったことですが、「メロディ・フェア」「若葉の頃」のなどの楽曲からアランパーカーは原作・脚本を作ったそうです。
メロディ5

この映画を見たときは二十歳でしたが素直に感動できました。
パーカーマジックかもしれません。
遅蒔きながら最近イギリスやアメリカでも見直されているようです。
この映画にインスパイアされたウェス・アンダーソン監督のムーンライズ・キングダムは傑作です。

8-2ウィジョヨクスモの花


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