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音楽の話 その48(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)

ガンジーファ - 005
1960年代後半はウェストコーストサウンド全盛期で、ヒッピー文化とともに全てが西海岸のカリフォルニア、ロサンゼルスに向いていました。
ここは反体制的なカウンターカルチャーの発信基地であり、ヒッピー的思想、マリファナやLSDなどのドラッグ・カルチャーにより、新時代の若者文化の中心地でした。
音楽もドラッグの影響でサイケデリックになり、ファッションもカラフルな物が好まれるようになって行きます。
そんな中、ニューヨークから現れたヴェルヴェット・アンダーグラウンドは新鮮でした。
アンディ・ウォーホルの肝いりでデビューした彼らのファーストアルバム「The Velvet Underground and Nico」のジャケットはウォーホルのバナナでした。
ヴェルヴェッツ
僕らの合言葉は「バナナ聞いた?」です。
アルバムに入っている曲のタイトルを見てまた驚きです。
なんと「HEROIN」ですよ。
ウエストコーストでマリファナやLSDで盛り上がっているのにニューヨークではいきなりヘロインですよ。
また「VENUS IN FURS」ですよ。
あのマゾッホの「毛皮を着たビーナス」ですよ。
「黒い天使の死の歌」なんて言うのもあります。
絶対ウエストコーストサウンドのタイトルにはあり得ないタイトルです。
ファッションもウエストコーストとは大違いのビートニックです。
ヴェルヴェッツ2
このバンドはルー・リード(Vo、G)とジョン・ケイル(Viola、B)、スターリング・モリソン(G)、モーリン・タッカー(Ds)のヴェルヴェット・アンダーグラウンドにウォーホルの取り巻きのニコがボーカルで参加して作られました。
それではA面に針を落とします。
拍子抜けするような美しい「Sunday Morning」で始まります。
「I'm Waiting for the Man」は後のバンドに多大な影響を与えたルーリードのボーカルです。
「Femme Fatale」はニコのボーカルです。
綺麗な曲で決してうまいとは言えないが魅力のある歌い方とよくマッチしています。
やる気のないバックコーラスが良い。
「Venus in Furs」は好きな曲です。
サードイヤーバンドに音が似ていますね。
ヴェルヴェッツ3
「Run Run Run」とニコのボーカルの格調の高い「All Tomorrow's Parties」は後のパンクに多大な影響を与えたと思います。
B面は「Heroin」そしてポップな「There She Goes Again」続いてこれもポップなニコの「I'll Be Your Mirror」、「The Black Angel's Death Song」、ベースラインとノイジーなギターの「European Son」で終わりです。
当時は音楽自体よりも存在がかっこいいと思っていましたが、改めて聞くと、その影響力の大きさを実感するデビューアルバムで今聞いても全く色あせていません。
ヴェルヴェッツ4
ポール・オースター監督の映画「Blue in the Face」にルー・リードが出てきますがメチャクチャカッコいいです。
ルー・リードとキース・リチャーズは永遠の悪ガキです。

Ωベストアルバム 「The Velvet Underground and Nico」

8-2ウィジョヨクスモの花

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