寺院彫刻 その38(ラーマ11)

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第6巻 ユッダ・カーンダ(戦争の巻−3)
ラーマたちの最大の敵はインドラジットだった。
彼は自在に姿を隠しながら投げ矢を放って猿たちを殺したが、ついにラクシュマナもその矢に倒れた。

1-1インドラジット
カンボジア アンコールにあるBAPUON寺院です。
インドラジットの蛇の矢に倒れたラクシュマナ。
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東北タイのPRASAT PHANOM RUNG寺院の破風です。
中段にラクシュマナが倒れています。
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東北タイのPRASAT PHIMAI寺院です。
楣に彫られているインドラジットのヘビの矢に倒れたラクシュマナ。
タイではこのシーンをナーガーバードと呼びます。
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スグリーヴァの首相で医師でもある熊王ジャーンバヴァットによると、瀕死のラクシュマナを救うためには、ヒマーラヤのカイラーサ山に生えている四種の薬草を夜明けまでにもってこなければならないという。
ハヌマーンは急いでカイラーサ山に飛んだが、肝心の薬草を見分けることができない。
そこで山頂を丸ごと削り取り、戦場まで運んできた。

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薬草の力でラクシュマナはようやく命を取りとめたのである。
インドラジットは今度は魔法を使ってニセのシーターを作り、ラーマたちの目の前で首を切り落として戦意をそごうとした。
ラーマは悲しみのあまり気を失ったが、ヴィビーシャナが幻術であることを見破った。
また彼はインドラジットの魔法の力はニクムビラーという場所で祭儀を行うことによって得ているのだから、その最中を襲えば殺せると教えた。
ヴィビーシャナの手引きで、ラクシュマナがインドラジットを急襲し、ついにこの強敵を倒した。
息子の死に激怒して、ラーヴァナは自ら戦場に出てきた。

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南インドのPATTADAKALにあるPAPANATHA寺院です。
戦車に乗ったラーヴァナがいよいよ戦場に。
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ラーマとの一騎打ちになったが、ラーマがラーヴァナの頭をいくら切り落としても後からまた生えてくるので勝負がつかない。
カンボジア アンコールにあるBAPUON寺院です
お互いに弓を射るラーマ対ラーヴァナ
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南インドのHOYSALESHWARA寺院です。
ここでも戦車に乗り弓を射るラーマ対ラーヴァナ。
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ジャワ島のLOROJONGGRANG寺院群のC.SIVA寺院のパネルです
ついにラーヴァナの登場です。
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アンコールのBANTEAY SAMRE寺院の破風です。
両軍入り乱れての戦いです。
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東インドVISHUNUPURにあるSHYAMA RAYA寺院です。
中央のパネルはラーマ、右のパネルはラーヴァナです。
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しかしブラフマーの造った矢尻が心臓を貫くと、さしもの大魔人も倒れ息を引きとった。
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カンボジアのBANTEAY CHMAR寺院です。
ラーマの矢に倒れるラーヴァナ。
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カンボジア アンコールにあるBAPUON寺院です。
サル軍がラーヴァナに襲いかかります。
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アンコールのBANTEAY SAMRE寺院の破風です。
ついにラーヴァナが倒れました。
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長い戦いに終止符が打たれ、シーターはラーマと再会することができた。
南インドのPATTADAKALにあるPAPANATHA寺院です。
ラーマとシーターの再開を喜ぶサル軍。
16パパナータラーマの再会
ラーマはヴィビーシャナをランカーの王とし、シーターとともにアヨーディヤに帰還した。
ジャワ島のLOROJONGGRANG寺院群のC.SIVA寺院のパネルです。
王位につくラーマ。
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バラタとシャトゥル・グナの歓迎を受け、ラーマは正式に王位についたのである。

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